気持ちいいって何か?
脳では気持ちいい時、何が起こっているのか?
ヒトは気持ちよくなりたいように出来ていて、快感を得たい思うのは当然の事、むしろ脳がそういった仕組みになってると考えた方がイイ
快感を感じている時、無髄神経系のA、B、Cという系列のうちA系列神経系(A1~A16まである)の内のA10神経から分泌されるドーパミンというホルモンが出ている事がわかっている(快感が多いほど、ドーパミン濃度は高い。つまり満足する)
余談だけど、エヴァは搭乗者のA10神経とエヴァが同調(シンクロ)する事で動かす事が可能…なのだが、ドーパミンを出すことしかしない神経とシンクロしてロボット(じゃないんだよなw)を動かす事ができるなんて、意味不明…だ…が…?まあいいや、アニメだしな
この最大に快楽をもたらしてくれるドーパミンというホルモン、食欲中枢から性欲中枢のある視床下部(感情の中枢といわれる。ネコの視床下部に電流を流すと何の理由もなく怒りをむき出しにするそうで…ぬこにそんなことするなよな。流すのを止めると普通になる、ヨカッタネ…)というところから、創造や発明などをする前頭葉にまでA10神経経由で行き渡りマス
快楽とかいうと、快楽に耽るとかいうんでむしろ幸せな気持ちになるといった方が良いかもしれんけど
だけどこのドーパミン、末端の受容体というところにレセプターという機構が備わっていてある一定の濃度に達するとドーパミンを遮断してしまるのダ!残念!!
だから、おそらくどんなにおいしい食べ物を食べて食欲中枢を刺激しても、レセプターによってドーパミンが一定濃度を超えると遮断されてしまうので、うまいものを食って得られる幸せなんて限界があるということ
これは、その他性欲や集団欲にもいえる
性行為の快感の限界だとか、みんなとただ一緒にいることで得られる集団欲(宴会とかで騒ぐとか、組織に属するとかなどなど)といった本能からの幸福感に限界があることは、まあ言わんでもなんとなくわかるでしょ?
ただし!たった一つ例外がある
A10神経系の末端では、このレセプターが壊れてしまってドーパミンが放出され続ける場所があるのだ
それは、前頭連合野と呼ばれる部分だ
前頭連合野は、人間の創造や発明などを担当している最も人間らしい部分の脳である
ここではドーパミンは遮断されない
つまり、これ以上もうドーパミンを出さなくても良いという指令を脳が出さないのだ
創造や発明による文明の発展は、この他の本能とは比較にはならない制限の無い幸福感からきていると想像できる
これはなぜか?
おそらく脊髄から発達した脳が、巨大化してA10神経系がどんどん引き伸ばされてレセプターが壊れてしまったようなのだ
だから、おそらくみなさんが幸福感を得たければ本能の快楽(食欲、性欲、集団欲)に耽っているヒマなんぞないんだな
ちなみにこの幸福感は(本能含むだけど)ヒトをイキイキとさせるのに、つまり生きていて良かったと思わせてくれる大切なものなのだ
この前頭連合野はいろんなところで使われえる
例えば、ミクたんで歌を創造したりとかもそうだし、仕事でアイデアを出すとか、学者なら新しい理論を提唱したり、他にも数え切れない程…
だけど、本能に比べるとコレはまったく大変で、下手すると人生掛けなきゃどうにもなんないような事だったりするんだが…
ただ、もしそれがうまくいったとしたらその時の幸福感は本能の快感とは比べ物にはならないだろうな…なんせレセプターが壊れちゃって無いんだからさ
ちなみにドーパミン濃度が高すぎてなってしまう病気に、統合失調症という病気がある
主な症状は、幻覚(テレビが笑いかけるとか、床が抜けるとか)、幻聴(死んでしまえと繰り返し聴こえたりとか、やっていることをいちいち実況中継のようにしたりとか)、幻視(幽霊が見えるとか、宇宙人が歩いているとか)、緊張(ようするに暴れる)、空笑(独りで意味も無くニヤニヤ笑っている)、一つの動きをずっと続ける、泣きわめく、家に閉じこもり何もしなくなる、話しかけても全く反応が無い等…
これは主に本能のレセプターがうまく働いていないかったり、他のホルモンのバランスも崩れてしまったりして起こる病気だ
この病気、その特徴的な症状から頭がおかしくなったなどといわれてしまい、患者さんにとっては大変な病気である
ただ、この病気は前にも言ったけど精神医学の二大テーマの一つであり、世界中の研究者がなんとか患者さんを救いたい一身で、研究テーマにしている学者の多い病気なので、最近の研究成果は特に目覚しく軽々しい事は言えないが、おそらく将来的には薬によって完治してしまう病気だろう
まあ、精神科医に言わせると、ここ最近は酷い症状の人(髪を振り乱してわめき散らしたりとか)は減って軽い症状の人が増えたそうな
なんでもスーツ姿のどうみえても普通のサラリーマンの人が、受診してたり…
この病気は、病識が無い事が多いので上記症状の人を回りに見かけたらすぐに医者へ連れて行こうとのこと
ちなみにこの病気の方は一般の人が考える以上に多いと思った方がいい
医者はそれを良く知っているけど、確率的に言えば駅前とか人の多い所を歩いていれば必ずこの患者さんとすれ違うくらい多いらしい
しかし、よく精神疾患の人が突然人を包丁で刺すとかいうのは偏見以外の何ものでもなく、統計からしてもおかしな話らしい
むしろ、そういった犯罪を犯すやつは、前回に書いた通り抑圧された旧皮質の暴走と捉えたほうがいいだろうな
統合失調症の患者さんの犯す犯罪なんて、電車に乗ってて幻聴で「バカ!」って聴こえて、「バカとはなんだ!」って言って隣の客をグーで殴っちゃったとか、その程度らしいよ
まあ、医者じゃないし脳の構造云々について知らないんで、みんな怖くなってそういう偏見がまかり通ってしまうんでしょう
さて、脳の疾患を考えるのにドーパミンだけじゃどうにもならないんで他にも…